epiphone Blues Custom 30 リペア

なかなかお目にかかれないアンプの一つエピフォン Blues Custom 30のリペアです。

 

もっと小さなコンボと思いきやデカイ!

 

fender THE TWINと変わりません。

デザインと回路は全てUSA GIBSONの製品ですのでなかなかのアンプです。

片法のCHANNELしか出音しないという事でした。

 

実際に鳴らしてみますとハムノイズがのり出音しているCHもか細い音です。

早速バックパネルを外すとWow

 

EMINENCEが2発搭載されているではありませんか。

 

これは正常に戻してあげて秘法のサウンドにたどり着かなければなりません。

それにしても、このスピーカーは派手でキャビ内に隠れているのが勿体ないです。

という事でシャーシーを抜取りました。

 

通常のアンプは黒の塗装なのですが、ここにもこだわりがあります。

先ずはパワー管の目視チェックです。

 

???パワー管のそこの濁りはあまり見たことが無いのですが・・・。

何か変なので新品と比べてみました。

 

何と!ソケットがおかしいです。

 

通常は左のようにソケットのハカマがありますので変色は見えないのです。

隣の5AR4はハカマ付きなのでやはりおかしいと思います。

 

まあ全体を比較しましても変色が確認できましたので交換必須です。

プリ管は際立った変色はありませんが、数本変色が確認できました。

 

パワー管交換後に抜き差しして状態を確認します。

ボード内のレイアウトはこんな感じです。

 

歪を主体にしていませんので、オペアンプやトランジスタを使用していません。

 

という事は真空管のみでSOUNDなので、やはり楽しみです。

2005 GIBSONの印字が確認できます。

それにしても大きなセメント抵抗器が装着されています。

 

fender the twinで10Wですが、こちらは25Wです。

両面基板なので電解コンデンサーの爪と一緒にランドも取れてしまいます。

 

凄く気を遣う作業の一つです。

 

続きは来週の予定です('◇')ゞ