リューター故障

こんにちはINDIANA-SOUNDSです。

久しぶりの投稿になりますが、こんなご依頼もありましたので掲載いたします。

今ハンドリューターが流行していまして、手芸関係やネイル関係でも使用したりするそうです。

因みに百均でも販売されていて(100円では購入できません)先端パーツが豊富にそろっています。

造りは単純で10代の頃ランボルギーニやロータスヨーロッパ等のプラモデルに搭載されていたモーターが使用されています。

百均の商品と異なるのは精巧な部品とオペアンプやトランジスタを使用し、ACアダプターで稼働します。こちらは安くて7000円、業務用モデルで1.5万~からします。

 

便利なのでついつい負荷をかけてしまい動作しなくなるのが難点でもあります。

壊れないようにするには電動ドライバーやインパクトドライバーのように大きく重くなります。

重くては細かな芸術作品等を描くのに不適当なのでこちらが選ばれます。

 

でも動かなくなると新品購入は痛いです。

という事で修理になりました。

全ての部品を測定しましたところ、このオペアンプが不良化していました。

両面基板なので導通確認は確実に行わないと動作しません。

しっかりと脚を折り曲げて、はんだ付け前にも導通テストをします。

半田付け後も導通テストです。

OKでしたので通電動作確認しました。

無事動作しましたので、ハンダ後をアルコールで拭き組立です。

写真は元に戻りますが、動作確認後ベアリングの劣化音がありました。

少し煩いようですが、作業で気にならなければこれで作業は終了です。

今回は3900円の修理代になりましたが、ベアリング交換は+1500円になります。

ベアリング交換はホテル勤務時代に浴場や空調、換気扇とこなしていますので得意分野です。

('◇')ゞ