![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=200x1024:format=jpg/path/s9955edfc621c0e4f/image/i6cf45808f65949ca/version/1476670559/image.jpg)
今回は半固定抵抗器という部品を紹介します。
恐らく普通に生活していればお目に係れない部品の一つです。
通常ボリュームやコントローラーは可変抵抗器と申しまして、本体の外についていまして音量や周波数を自由にコントロールできます。
それとは別に基板内に装着されていますので、こんなに地味なルックスです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=200x1024:format=jpg/path/s9955edfc621c0e4f/image/i0cb558c8df34780a/version/1476672126/image.jpg)
左から104,103,202,203と学校のクラスのような表示分けがされています。
103が10kΩ、202が2kΩという感じでそれぞれの抵抗値の違いが、規則によりまして表示されているのです。
用途は回路内が設計に基づいた動作をするように、基板内でのBIASを調整する事に使用されます。
ですから一度調整されれば殆ど触れることはありません。その為か「半固定」という呼び名になっています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=200x1024:format=jpg/path/s9955edfc621c0e4f/image/i4c9cd3263ebc2d72/version/1476672508/image.jpg)
これはBOSS DM-2アナログディレイの基板内に装着されていた半固定抵抗器です。
エフェクト音に元気が無かったので不良部品を交換した際に、ガチガチに固まっていましたので交換しました。
実はICを交換したりしますと微調整が必要なのです。
よく真空管ギターアンプでパワー管を交換した際にする調整と同じです。
地味ですが、やっている仕事は偉いのですく( `・∀・´)ノヨロシク