難しい?ソリッドステートアンプ


アンプ修理でも毎回スムーズに行くとは限りません。

こんにちはINDIANA-SOUNDS 大島です。

 

特にソリッドステートアンプは設計値の部品が入手できない事が多く、互換も少ないので代用で調整が求められます。ですから、どうしてもトランジスタに気が行ってしまい、他の不良をなかなか見つけられない時があります。

 

今回はパワートランジスタとスピーカーケーブルが不良でしたが、SPケーブルは蚊帳の外でした(笑)

きちんと導通するのでスピーカーを疑っていましたが、いざ交換しようとしたときに発覚しました。

外観も問題なくテスターでの導通確認も問題なかったのですが、スピーカーを鳴らすだけの導通がなかったのです。

実際に古いタイプで出音が不安定の場合は、SPケーブルの不良も少なくありません。

基板のスピーカー端子までシグナルが良く確認できるのに、スピーカーからの出音が小さい又は無い場合はまずここを疑いましょう。

それを行わずスピーカーを交換しても改善されないばかりか手痛い出費になります。


INDIANA-SOUNDSでは、あなたの大切なアンプをしっかり診断し的確な修理を行います。