アコギでLOUDNESS 続き・・


LOUDNESS高崎氏との出会い~アコギ談話になりましたが、その続きになります。

 

何度も手放そうとしたモーリスW-30がナットとブリッジバーの交換で変身したという件ですが、勿論交換しただけで良くなったわけではありません。

ストリングス選定も含めたギリギリまでの調整が必要でした。 


リペアの目的は【弦高を出来るだけ下げバレーを楽に】【こもりがちな中低音を少しでもシャキッとさせたい】という大変わがままな私自身の依頼です(笑)

 

こちらが今回の調整に使われたナットとブリッジバーです。どちらも向こう側の部品は元々付いていたものです。

音の変化も期待したいという事で材質も高さも色々試しました。

 

弦高を調整すれば当然テンションも変化します。同じテンションでも弦高が下がればビビりやすくなります。

 

最終的にはストリングスの選択も含めたチューンナップで改善しました。

 

勿論すり減ったフレットも交換すれば格段に弾きやすさがアップしますし、この改善で新品に近い感触が味わえます。

 

それにしても大切にされているギターをご自身で又お店でリペアに出されるのには正直勇気がいります。

 

失敗したらどうしようという葛藤です。

こんな時は以下のポイントでご自身の考えを整理してみましょう。

  1. 何のためにリペアしたいのか決定的な「意味」を書き出しましょう
  2. その問題解決の為の、簡単にもとに戻せるリペアとそうでないリペアを把握しましょう
  3. 分からない事は思い切って相談しましょう

INDIANA-SOUNDSではこのようなお悩みもご相談も承ります。

実際に手放す楽器の多くは、1~3の問題整理が出来ていない事が多いです。

 

 より高価なギターなら自分を魅了してくれるだろうと買い替えても必ず一つや二つ気になる箇所が出てきます。

それは彼女選びと同じで限がありません。

 

最後の表現が適切で無いかもしれませんが、あくまで私の所見ですのでご理解の程を・・・(~_~メ)