真空管不良の見分け方(パワー管編)


プリ管編はいかがでしたでしょうか?今回はアンプの出音の足腰となるパワー管不良の見分け方(目視)をお伝えします


こちらはEL34です。プリ管のように底がガラス管ではありません。その為この角度では不良を見つけにくいです。


上記と同じEL34です。天井は4本ともきれいな銀色をしていました。それでも頭に近い部分で変色が確認できます。右の3本は銀色の下側に焼けによる変色が確認できます。一番左は細い筋のような変色が確認できます。この状態でも点灯するから難しいのです。その為真空管テスターなどの測定器具が存在します。


これはBUGERAに装着されていた、パワー管6L6GCです。何処が不良なのか全く分からないほどガラス部は綺麗でした。しかし底を見ると・・・・何と!底抜けしていました。この状態では点灯しませんでした。


最後はEL34になります。よく見ますと左側の管の中が白っぽい粉ふき状態になっています。振るとよくわかります。焼けや黒ずみはありませんでしたが、こちらも交換になります。因みにこの状態でも点灯し出音します。


実はこのパワー管の交換時期が真空管アンプのメンテナンス時期になります。使用頻度にもよりますが活発にライブやスタジオに通っていらっしゃる方なら1年~3年が目安です。もしパワー管を早め早めに交換されているなら、メンテ時期は伸びる可能性はあります。しかし保証できるものではありません。ノイズが気になるようになった、時々音量が小さくなるような気がするは、まず真空管を交換→改善しなければ点検整備が必要です。